労働者の仕事と介護を両立するための職場環境整備の取り組みを行い「介護支援プラン」を作成したうえで、介護休業の取得・職場復帰、または介護のための勤務制限制度(介護制度)の利用を円滑にするための取り組みを行った事業主に助成します。
支給対象となる取り組みは、厚生労働省で作成している「介護離職を予防するための両立支援対応モデル」に基づく取り組みです。
助成額 中小企業57万円<72万円>(中小企業以外38万円<48万円>)
*各1事業主2人まで支給(無期労働者1人、有期労働者1人)<>は生産性要件に該当する場合の支給額
①「介護離職を予防するための両立支援対応モデル」に基づき、職場環境の整備を実施すること
②介護休業の取組等について「介護支援プラン」により支援する旨を就業規則にて明文化・周知すること
③介護に直面した労働者との面談を実施し、介護の状況や今後の働き方についての希望等を確認し、「介護支援プラン」を作成・導入すること
④「介護支援プラン」に沿って業務の引継ぎをし、対象労働者に連続2週間以上(分割利用時は合計14日以上)の介護休業を取得させること
⑤原職等復帰後1ヶ月以内に、今後の働き方等についてのフォロー面談を実施すること。
*「介護離職を予防するための両立支援対応モデル」は厚生労働省HPで公開しています。
助成額 中小企業28.5万円<36万円>(中小企業以外19万円<24万円>)
*各1事業主2人まで支給(無期労働者1人、有期労働者1人)<>は生産性要件に該当する場合の支給額
上記①~③の取組を実施した上で、下記④⑤を行うこと。
④「介護支援プラン」に沿って業務体制の検討を行い、対象労働者にいずれかの勤務制限制度(所定外労働の制度制限、時差出勤制度、深夜業の制限制度、短時間勤務制度)を連続6週以上(分割利用時は合計42日以上)利用させること。
⑤連続6週間(又は42日)の制度利用後、対象労働者に今後の働き方についてフォロー面談を行うこと。
社会保険労務士法人かとう事務所は、全国社会保険労務士連合会より、社会保険労務士個人情報保護事務所の認証(SRP認証)を受けました。
社会保険労務士
個人情報保護事務所認証
(SRP認証は、個人情報保護に対して高い意識と適正な知識を持って、業務に取り組んでいる事業所に与えられる「信用・信頼」 の証です。)